ぼくは今までにワウペダルを二個ぶっ壊しています。
荒っぽく踏みすぎちゃって破壊してしまったのです。
 
きっと物理的に可動する部分があるからいけないんだ!ってことは
テルミンみたいにアンテナと体を使ったコントロールにすればいいんだ!
うおー!おれ天才!!
 
・・・とか思ってたら普通にそーゆーワウが商品化されてました・・・。
(某Z社のプローブシリーズです) 
 
ワウに限らず、アンテナを使ってFXをコントロールするっつーアイデア自体
やたら頑張ってる人いっぱいいるし・・・。 
「proximity controller」で検索したら、
なんとかできないものかと頭を悩ませてる人達がわんさか存在してました。
所詮ぼくごときアホが思いついたことなんか、どっかの誰かが既にやっちゃってるんですよね・・・。

テルミンの回路図を探しまくって、材料もいっぱい買いまくって実験したんだけど、
あんまし上手くいかなくて、単なるテルミンが何個も出来てしまい、ムキーーーってなってたら、
人が近づくとブザーがなる装置の回路図を見つけ、これや!!これをつかえばいいんや!!
って喜んでたら、某Z社のプローブも似たような感じの回路だった・・・。 
 
なのでザッカリーさんの回路だといわれているコントローラーをそのまま作ってみました   


 
ICは同じのが手に入らなかったので、同等品を使用。
2入力クアッドのNANDゲートのシュミットトリガICを二種類試してみましたが、
とりあえずどっちも問題なく動きました。
生基板をアンテナにしてみたんですけど、
手や足を近づけたり離したりすると、距離に比例した輝度でLEDが光ります。
このLEDとCDSセルなどのフォト系半導体を組み合わせて可変抵抗として使うわけです。 
おもしろくてしばしピカピカ光らせて遊んでしまった。 
 
ザッカリさんのプローブは、このコントローラーとカラーサウンドのワウ回路を組み合わせ、
さらにスーパーハードオンを足せばいいらしいですね。
 
カラーサウンドのワウは、インダクターを使わないトランジスター一個のシンプルなやつで、
トーン回路のカットオフを変化させるだけの古い回路のやつ。
この手のワウは他にBespecoのウィーパーってやつがありますが、
レビュー見ると批評のほうが多いですね。
ファズやブースターと組み合わせるとカッコイイ音なんですけど、 
普通のワウペダルとは全然違う音がします。 
 
Z社のやつは、ちょっと定数が代えてあるらしいので、
ブレットボードでカラーサウンドのノーマルとウィーパーとZ社のやつを組んで、
アンテナコントローラーと組み合わせて遊んでみました。 
 
個人的な感想は、ブースターやファズと合体させたらまあまあ使えるかなー・・って感じです。
エストロのペダルフェイザーみたいに、段数の多いフェイズ回路と組み合わせたりしたほうが
可変周波数系の回路としては使い勝手が良さそうな気がします。
 
ほんとはVOXとかの普通のワウのPOD部分をこのコントローラーで可変させたいんだけど、
二箇所の抵抗値が反比例して可変する普通の三接点PODをどーやって置き換えたらいいのか
わからないのでモンモンと悩み中です。
 
 
※追記
 
某有名サイトにLDRで可変させる方法が普通に載ってたので、
時間があるときにオーソドックスなインダクタ使用タイプのワウで試してみようと思います。
ぎゃふん。