電子工作の気晴らしに電子工作をしました。
VOXのTONEBENDERをシリコントランジスタでモディファイしてみました。
FUZZFACEの原型になった伝説のアレ。
FFよりトレブリーでギャンギャンして、ブリティッシュな音で大好きな方面です。
 
以前ゲルマ使ってブレットボードで組んだことあるんですけど、
ゲルマ使うの惜しくなったのでハンダ付けするのはやめたというオチ。

なので、この間思いついたゲルマシミュレータを使ってゲルマの音を再現プラスアルファ大作戦。
 

 
拡大版の回路図はこちら→ 
 
一段目の増幅をゲルマシミュにして、二段目はシリコン一発です。
ゲルマで作ったものよりちょっとスッキリんこな音です。 
シリコンでそのまま置き換えて作るとケバケバがグシャーですが、
こうするとマイルド且つバリバリで良い感じですね。
最初は二段目もシリコン二個でゲイン下げてみたんですが、
オリジナルの二段目のゲルマってゲイン高いやつなんで、そのままシリコン一発でいいや・・的な。
だからどっちかとゆーとこれはゲルマとシリコンのハイブリット的な音なのかな。 
ぼくはATTACKコントロールはまず使わないので、排除して固定にしてます。 
さらにシリコンだと失われがちなモア〜っとした低域を足すために、15uFの電解を22uFに変更してます。

ビートルズヘルタースケルターを弾きたくなる音なので「THE SKELTER」と名づけました。 

まあ遊びなので全然煮詰めてないし、
ケースに入れて完成させる気もないのですが。
 
ちゃんと作り直すことがあったら、音量アップしつつもっとハイを削るようにチューンしたいです。