ジョン・H某さんとゆーすっげー人が考えたEasyVibeです。
ジミヘンサウンドで有名なユニヴァイブの現代版って感じのエフェクタ。 

最初は指定通りにTC064二個使って、しかもエッチングしてプリント基板で作成。
そしてその後すぐにすっげ気に入ったので、高品質なLF353Fとゆーオペアンプや、 
高いDaleの抵抗やらを使い、ポイント配線で作り直しました。
結果とても良い出来に。
やっぱワンオフ物はパーツ同士の距離を絞ったパターンでポイント配線に限りますな。
音の抜けと迫力が違うです。
 
基本的にはフェイザーな回路で、
カップリングコンデンサーの組み合わせの比率をユニヴァイブと同じにして、
周波数を干渉させるためにドライ音とウェット音をブレンドするポイントを
切り替え可能にしてある回路ですね。 
ドライ/ウェットを混ぜるとロータリー音で、ウェット音だけ出力するとトレモロになるという仕様。 
 
LFOの出力で抵抗値を変化させるためにフォトカプラを使っています。
個人的にはFETでコントロールするタイプの方が、揺れ方がエグくて好きなんですけど、
ユニヴァイブ的な透明感のある揺れは、フォトカプラが最適ですねえ。 
ちなみにフォトカプラは自作したものを使いました。
5mmのLEDとCDSを、内径5mmシリコンチューブに突っ込んで、その上から熱収縮チューブで封印しただけです。

音はね、もうすっげジミヘン。ジミヘン以外の何者でもない感じ。
フェイザーみたいなコーラスみたいな音がコロコロ揺れる。
すごく独特で凄く綺麗。 
このロータリーサウンドトレモロサウンドを切り替えることができるのですが、
トレモロはスッキリしすぎてて好きになれず、もっぱらロータリー側だけしか使いません。
 
ただ、せっかく作ったのに全然使わなくなってしまいました・・・・。
すっげーーーーーーーー気に入ったんだけど、
ジミヘンごっこにしか使わないことに気が付いてしまったのです。 
 
自分の作る曲にはこーゆーサウンドがあまり必要ないのでした・・・。
これに限らず空間系、揺れ物系のコンパクトペダルは全く出番なしです。
そーいやこれ作った後にフェイザーも3種類作ったけど、
あまりに使わないのでケースにも入れなかったです。
使うときはマルチに入ってる空間系で充分だし。
ってかマジで全然使わない・・・。
嫌いじゃないんだけどな。なんでだろ。
 
とりあえずこのEasyVibeはバラすには惜しいくらい素晴らしい音なので、 
たまーに繋いでリトルウィングとか弾いてジミごっこに使ってました。
 
でも!
 
すごく出力の馬鹿でかいファズを2個直列でぶち込んで使ったら、
そっこーでオペアンプが逝かれました・・・・。
 
すごくかっこいい音なのでもったいないのですが、
なにせあんまり使わないので直さずに放置していますです・・・。
 
ファズ直列でぶち込んでオペアンプ使った回路ぶっ壊すの何度目だろうか。
やっぱりぼくはオペアンプと相性悪いのかも。(自業自得ともいう)